「まざーぐれいす」とご縁ができてからのこと
藤井 善美さん
当時、私の人生は、二進も三進もいかなくなっていて、何年も何年も同じことが堂々巡りで、負のスパイラルにはまっていました。
ある時、写真に写った自分の姿を見て愕然としました。
「私はこんなんじゃない!」でも、もうどうすればいいのかさえわからなくなっていたのです。
表情は暗くなり笑うことも忘れ、自分が何をしたかったのか、何が好きだったのかも思い出せなくなっていました。
そして、今までの自分を責めて、過去を振り返っては
「あの時、間違っていたんだ。ああしなければよかったのに。」と原因を分析して悔やむばかり。
また、将来の見通しも立たず、不安と恐れに苛まれるばかりの毎日でした。
友人の紹介で、2016年5月23日、ようやく宮本先生とのご縁が繋がりました。
宮本先生はいつも予約がいっぱいなのですが、緊急性を感じられ、お忙しい中、ねじ込むように私のセッションをしてくださいました。
まず最初に誓ったことは、「あらゆる価値判断を横におき、一瞬一瞬気付きと共に在る(生きる)ことを選びます。
私の一言葉一言葉、立居振舞、行動が私の人生を決めていきます。」ということでした。
そして、感情は本当の自分ではないということ、感情を観ている観照者の立場でいること、自分は本来愛そのものであり光そのものであることを教わりました。
いつも、すぐに感情的になり、その度に自己嫌悪に陥っていましたが、そのような私は本当の私ではないことを知り、まずはそれだけでもとても心が救われました。
幼い頃からなのか、いつの頃からか、自分に硬い硬い鎧をまとって生きてきた私。
そして、いつも思考、分析して、ハートで感じないようにしてきていた私の心を開いてくれたのは、宮本先生であり、まざーぐれいすの皆様でした。
自分にも他人にも厳しく、正しい、正しくないという価値判断でマイナスな点ばかりに目がいっていた私は、温かくてここちのいい皆様のハートに包まれ、心から安心したのだと思います。
人の心を開くのは、北風ではなく太陽なのですね。
個人セッションはもちろんのこと、研究生になると、共に学ぶ皆様とのセッションからもたくさんの気付きと深い学びをいただきました。
セッションは、自分と真正面から向き合う真剣な場ですが、そこには温かい愛が溢れているのです。
それが、心に染み入って、その愛を感じられる自分になってきた時、ふわっと心が柔らかくなるのです。
共に学ぶ信頼できる仲間がいることが、どんなに安心できて楽しいことでしょう。
自分と向き合うこと、そして、自分の内側をきれいにしていくことをコツコツしていると、本当に人生の軌道修正が起こります。
本心の自分に戻ると、自分の周りのたくさんの、見えるエネルギーも見えないエネルギーも応援してくれるようになります。
自分一人、暗闇の中で右往左往していた時には思いもしなかったくらい人生がスムーズに動き始めるのです。
そして、背中を押されるように、ついに私は2018年4月15日、54歳で結婚することができました。
まざーぐれいすの皆様が心を込めて折ってくれた千羽鶴が舞う中、まるで魔法のように。
現在も、新たな気付きと深い学びを継続しています。自分の内側がきれいになればなるほど、自分の周りも変わってきます。
小さな光の波紋がしだいに広がって、やがては全てが光に包まれる、そんなイメージをもって生きていきたいと思います。……もっと読む